2019/08/03㈯
@南堀江knave
2年ぶりくらいにステージに立つことになりました。
その経緯をせっかくなんで
このブログで書こうかと思います。
ライブをしないようにしていたんです。
これがあかんとか、間違ってるなんておもってないけど
もともとバンドでライブを頑張っていた時。
集客っていうのんがいつもついて回るのです。
あなたたちのお客さんを最低何人呼びなさい。
呼べなかった分は、あなたたちでお金払ってね。
ノルマってやつです。
もちろん売れてもない、人気もないから
なかなか人が集まってきてくれない。
ノルマを達成できなくて、お金を払う日々が続く。
友達に頭を下げてチケットを買ってもらう。
「ごめんなぁ。」
そんな毎日で
なかなか変わらない現実に
メンバーも苦しんでいた。
CDを作った。
CD作ったから買ってください。
また友達が買ってくれる。
「ごめんなぁ。」
でもどこかで思っていたんです。
本当は、アーティストがいて。
そのアーティストの曲を好きな人がいて。
その好きな人たちが
このアーティストのライブが見てみたい。
そんな風に思うから
ライブをする。
このアーティストのCDが欲しい
そんなふうにおもうから
CDを作る。
本当はそうあるべきだし
そうしたいなと思っていた自分がいたんです。
だからバンドをお休みしたと同時に
そういうふうに活動しよう
ってそう決めて、ネットに作った曲を公開する。
それだけをマイペースに始めました。
どうせなら自分だけでいろいろできるようにしようと
曲のMVもレコーディングもお金を払ってプロに頼むことなく
へたくそながらやりだしたんです。
そんな感じだから
バンドの時より見てくれる人も圧倒的にいなくなったし
お前何してんのって?よく言われた。
ライブをせぇへんかって?
ってちょくちょく言うてくれた人もいたけど
「いや、ライブはええっす。」
なんか含みがあるような顔で答えていた。
でも、ただ怖かった。
ステージに立って歌って。
来てくれる人がいてるのかとか
ライブやってた時みたいに歌えるのか
だっさい男や。
でもどこかでこの1.2年でできた歌を
聞いてほしいなぁと思ってる自分もいた。
その矢先にバンドの時から仲良くしてくれていたバンドのボーカルのトビくんから声をかけてもらった。
「ライブでてくれませんか?」
今年の1月。
8月のライブを誘ってくれた。
ライブもしてない自分を
こんなに早い段階で誘ってくれた。
その気持ちが嬉しくて
ちょっと考えさせてくださいって返事をした。
嬉しかったけど
自分では決められなくて
sasamiと山羊の小言にすぐに相談したら
「出たほうがええんちゃう?」
って言ってくれた。
その言葉に背中を押してもらって
「1回だけステージに立ってみよう。」
そう思ったんです。
そこから数ヶ月たって今なんやけども。
不安と期待とをぐるぐる繰り返して
今は、自分のやりたいようにライブができる気がしてます。
いいライブします。
ってみんなよく言うけど
見てくれる人にとってのいいライブなんて
こっちではたぶん制御出来るものじゃないと思ってて
自分が思ってることを一生懸命歌って、
「なぁ聞いてや」
これしかないし、これが大事なんや。
なんていっちょ前に偉そうなことを思っとります。
よかったら
そんな俺を見に来てください。
最後まで読んでくれてありがとう。
「痛いの痛いの飛んでいけ」
「5秒先」
「どーなっつどーなった?」
ごましおパンチ |