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かまいたち

なーんかかゆいなぁ。
 
 
 
そんなことを思いながら
ふと手を見ると、小さな切り傷。
 
 
なんでや?
どこで怪我したんや…
 
 
 
こういう傷は昔もあったんだろう。
 
 
そういうわからない傷を昔の人は
イタチが鎌を持った妖怪「かまいたち」が
風と共にやってきて、気づかれないうちに切っていく。
※ぬ~べ~参照
 
 
知らない間に出来ていた傷。
そんな些細なことから
 
それは妖怪の仕業で、風と共にやってくるなんて想像したのです。
 
 
科学が進歩してなかった昔は
わからないこと、見えないことばっかりだったけど
 
 
その分、今の自分たちには見えないものが見えていた。
その見えないものがあると本当に信じていたわけで。
 
 
 
 
 
 
そんなずっと昔の人たちも、現代の自分と同じようなことが日常で起きてたんや
って事に、なんか不思議な感覚になるのです。
 
 
 
たまたま見つけた小さな傷からここまで色々考えてしまう自分も
昔の人に負けない想像力があるかなぁ…
 
 
 
 
最後まで読んでくれてありがとう。
 
 
 
 



 
 
 

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