大きな目をこちらに向けて光らせている。
猫だ。
右手にはコンビニで買い物した袋をぶら下げて
靴底をザーザーとアスファルトにこすりながら
歩いている。
思い返せばいろんなことがあった。
いい日も、悪い日も。
でも多分一番多かったのは
そのどちらでもない日だ。
結局前には進んでいるんだと思う。
その速度は人それぞれにしても。
もう家に着いた。
考え事をするには短すぎる距離が
まぁちょうどいいのです。
最後まで読んでくれてありがとう。
「幸せ」
「痛いの痛いの飛んでいけ」
「どーなっつどーなった?」
ごましおパンチ |