机の中をいじっていたら、でてきました。

まりもっこり…。
やっぱり攻めてるわ。この商品。
久しぶりに見たら
なかなか可愛いから何かにつけようかな。
これはバスケver.やけど、
肝心のバスケットボールどこいったのやら…。
めちゃくちゃ流行っていた時期、
どうしても欲しいけど、恥ずかしくて買えない年頃の女の子とかいたのかな。
初々しいにきび。眼鏡におさげ髪。
「ちょっと、おばあちゃんのお土産みてくるね。」
「え、私たちも付き合うよ?」
「いや、買うものはもう決まってるから。
パッと買ってくる。すぐ戻ってくるからここで待ってて。」
「うーん。わかった。
戻ってきたらあそこのソフトクリームね。」
「おっけー。」
(まりもっこり…まりもっこり…まら、まりもっこり。
この修学旅行が唯一のチャンスなんだから。
誰にも邪魔はさせないわよ。
親にだって言えない。
まりもっこりを欲しいだなんて…。
これはわたしだけの秘密。
墓場までもっていくつもりなんだから。)
・・・いや、大袈裟か。
普通に買え。
バレたらおばあちゃんのお土産まりもっこりになるぞ。