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ディック・ブルーナのデザイン展 「シンプルの正体」


7月28日土曜日は
伊丹市立美術館に行ってまいりました
 
 
ディック・ブルーナのデザイン展
「シンプルの正体」
“2018年6月16日 〜 7月29日”
 
 
 
最終日滑り込みセーフ。
 
 
 
ディック・ブルーナの作品といえば
『ミッフィー(うさこちゃん)』しか知らず、
絵本作家の方なのだと勝手に思っていました。
 
 
だけど、2000を超える
ペーパーバックの装丁やポスターのデザインも手掛けていて、
そのどれもがディック・ブルーナにしか描けないもので、ため息が出るほど良かった。
 
 
 
タバコをくわえた
ダンディなシャドーシリーズはかっこよかったし、
 
本を読みすぎて目が真っ赤になってしまったブラックベアシリーズはどこか悲しげでなぜか少し共感したり。
 
 
その他にも、色が踊るようなデザイン原画や絵本原画などがいっぱいあって
僕の心臓はばくばくしっぱなし。
 
 
そして、
そんな作品たちのテーマである「シンプルの正体」
 
その正体は、複雑だった。
言葉で全てを語るのは無理なんだけど、シンプルであり複雑。
それは余計な複雑さではなく、心地の良いもので…。
 
 
そういう心地よさは
絵本にでてくる言葉やセリフにもあって、ブルーナの世界観にスッといざなわれているようで気持ちよかった。
 
 
 
大人であることを忘れて本気で楽しみました。