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外面

 
 
 
部屋の電気を消した
 
 
部屋が真っ暗になると外が明るくなった
 
 
夜です。こんばんは。
 
 
先程までは真逆の存在でした
 
 
 
夜というものはこんなにも明るい
 
 
 
なぜか安心してしまう
 
 
 
それが、少しでも明るいものを探して生きている素ぶりを突かれたようで、恥ずかしくなった
 
 
暗闇に慣れた目にスマホの光は刺さるように痛いのです
 
 
 
夜はこんなことをしてこない
 
 
ずっと優しかったんだ
 
 
ということを知った。
 
 
それと同時に、誰にでも優しいのは誰にも優しくないのと一緒なのだということを孕んでいた。
 
 
 
古今東西。
 
 
 

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