個人経営の小さなケーキ屋さん。
お店の前には
黒板の小さな看板はある。
HAPPY BIRTHDAY
はるきくん
かなちゃん
こうだいくん
ゆうかちゃん
あいこちゃん
誕生日ケーキが予約されている子の名前が書いてあった。
何歳になるんやろ。
何気ない一日も誰かにとっては大事な一日だと
あたりまえのことだけど気付かされた。
少しの皮肉と羨望を込めて
足元にあった小石を蹴り飛ばしましたとさ。
最後まで読んでくれてありがとう。
「痛いの痛いの飛んでいけ」
「5秒先」
「どーなっつどーなった?」
ごましおパンチ | ![]() |