夜の公園のベンチで座っていると
真後ろに野良猫がいた。
首輪をしていた。
ってことは野良猫じゃないんか。
野良猫であって野良猫でない。
宙ぶらりんな猫がこっちをじっと見ていた。
猫が話せたとしたらどんな感じなんやろう。
野良猫の友達はこういう
「お前は良いよなぁ。帰ったらご飯も食えるし、雨だってしのげるし。」
「今度お前も家来るか?」
「ええのん?」
「まぁご飯くらいは出してもらえるやろ。」
「じゃあお邪魔しよっかなぁ。」
こんな会話が繰り広げられてるんやろうか…
でもこれって人と生活してる猫が
猫にとって羨ましい対象である場合であって
はたして猫にとって
人間と生きていくのは幸せなんかなぁ。
うちにも元は野良猫の猫がいます。
よく窓の外をじっと見つめています。
じっと。
最後まで読んでくれてありがとう。
「痛いの痛いの飛んでいけ」
「5秒先」
「どーなっつどーなった?」
ごましおパンチ |