住んでいるアパートの階段をカツカツと降りていた。
機嫌よく降りていた。
1階で知らないおばさんが
「あぁ、もう…びっくりした。」
ぼそっと言った。
これは俺に向けられて
出てきた言葉なのか
独り言としての言葉なのか
判断がつかなかった。
ごめんなさい。を言いそびれて
おばさんは部屋に入っていった。
怒られたのか
独り言か
あの言葉がまだこの辺に漂っている気がして
モヤモヤしている。
最後まで読んでくれてありがとう。
「痛いの痛いの飛んでいけ」
「5秒先」
「どーなっつどーなった?」
ごましおパンチ |