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そら にげろ

絵本の情報

タイトル
そら にげろ
作者
長田真作
出版社
岩崎書店
出版年月日
2019年5月31日
そらにげろ

あらすじ

「とんっ とんっ…」「ちちちち…」「のしっ のしっ…」
へんてこな生きものたちが、いろんな音をたてて、にげていくよ。
つぎはなにかな?
 
想像力が広がるゆかいな絵本。(岩崎書店)

感想

※ネタバレが嫌な方は先に作品を読むことをオススメします。
 
 
 
これは…うさぎかなぁ?
 
これは…なんだろ…カンガルー?
 
 
モザイクのような不思議な柄の生き物が
逃げていく様子が、見開き1ページに描かれています。
 
 
そして、またその逃げていくときの擬音が可愛いし、優しい印象なのです。
 
擬音だけで、どんな走り方なんだろう?。
どんな感じで逃げてるんだろう?
 
とたくさん想像力が駆り立てられます。
 
 
またどこかピカソの絵を彷彿とさせるような不思議な絵は、子どもの想像力を養うというよりかは
私たち大人が驚かされるような発見や世界を教えてもらえるのではと思います。
 
 
この絵本にはきっと正解なんてないんだと思います。
子どもの見えている世界、逆に私たち大人に見えている世界。この2つを話して、見せ合うことでまたお互いにいろんな発見があるし、何より「あぁでもない!こうでもない!」ってお話しできるのがこの本の良さなのかもしれません。
 
 
是非、読んでみてください。
 
 
 
(文:ごましおパンチ)