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たべかた。

 
 
焼きプリンを食べていてふと思った。
 
この食べ方で合っているのか?
 
みんなはどういう食べ方なんだろう
 
 
 
僕はこうだ
 
まず、焼きの部分。
しわしわしわってなっている表面だけをこそぎ食べる。
プリンのカスタードが傷つかないように、丁寧に。
 
少し眺める。
綺麗にこそぎ取れれば、そこそこ嬉しい
 
 
ちなみにしわしわじゃないタイプも同じように食べ始める。
少し乾いた食感の違う表面のあれね、先にあれめくって食べますよ。
基本中の基本です。
 
 
それから次の工程。
少しずつ少しずつスプーンはカスタードをかっさらい口へ。
 
カスタードが始まって数掬い。
僕は美味しさのピークがこの短い時間に凝縮していることを知っている。
 
カラメルソースの地層を前にして
どれだけギリギリまでカラメルを漏らさず食べられるか、という
生産性のない挑戦をしたくなるんだから。
 
味わう五感を邪魔する、A型の変な完璧主義。
 
(うひょー、いまのやばかったなぁ
おいおい、もう茶色い部分見えてきてるやん。)
 
はたから見れば真っ当な変態。
 
 
じゅわー
となっちゃえばこの幸せな時間も終わり。
 
カラメルは惰性で食べる。
飲むように食べる。
無表情で食べる。
 
狂気的な自分を引き出す、カラメルはこう食べるといつからか決まっている。
 
ここまでをこなしてこそ焼きプリン。
おいしい焼きプリン。
 
 
結果、
 
文字にしてみてわかった。
 
この食べ方、
 
 
合っているとか合っていないとか
 
正しいとか正しくないとかではなく
 
 
気持ち悪い食べ方だ。