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ふまんがあります

絵本の情報

タイトル
ふまんがあります
作者
ヨシタケシンスケ
出版社
PHP研究所
出版年月日
2015年10月02日
不満

あらすじ

わたしはふまんがあります!
「どうして こどもだけ はやくねなくちゃいけないの?」
「どうして おふろにはいるじかんを、おとなが かってにきめちゃうの?」
そんな子供の純粋な疑問に、お父さんがだした答えとは…?

感想

※ネタバレが嫌な方は先に作品を読むことをオススメします。
 
 
 

ふまんがあります (PHPわたしのえほん)

 
子供の「どうして?なんで?」に
おもしろ可愛く答えてくれる絵本。
 
 
女の子は答えのわからない
「どうして?なんで?」が溜まりに溜まり不満爆発!
 
大人はズルい!
 
ふんがふんがと怒りながら、お父さんの元に直訴へ。
 
「わたしはふまんがあります!」
 
そして始まる不満の嵐!!!
 
 
あー、そういえば自分も子供の頃同じ事思っていたなぁ。
なんて、昔の自分と照らし合わせたりと、大人なのに子供目線で読んでいました。
 
女の子に共感の嵐!!!
 
 
だけど、お父さんも負けていない。
 
そんな不満1つ1つに対する
機転のきいたお父さんの返しがまぁおもしろい!
 
 
えぇっ。そんな発想があったのか!という驚きと
表情豊かなキャラクターたちの可愛さが相まって
 
終始、笑いが絶えません
 
 
大人はズルい!
と思うことはいっぱいあったけど、発想の転換で楽しいことが増える。
 
 
 
この絵本には、大人と子供の距離を縮めてくれる力があると感じました。
 
 
 
おしまい。
 
 
 
(文:國)