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ダダダダ ダディーマン

絵本の情報

タイトル
ダダダダ ダディーマン
作者
作・絵:みやにしたつや
出版社
ポプラ社
出版年月日
2014年10月
ダディーマン

あらすじ

どんな怪獣にも負けない、困ったときの救世主。
その名も、ダディーマン!!
だけど、ダディーマンって
もしかして…。

感想

※ネタバレが嫌な方は先に作品を読むことをオススメします。
 
 
 
 
ダディーマンの人形の変わる表情
 
 
お父さんはどこか不思議で頼もしい
 
やっぱりお仕事があって
こどもの僕たちは
お父さんのことは知らないことがたくさんあった。
 
それは今もそうだなーと思います。
 
僕自身も母親との時間が圧倒的で
父親との思い出は、母親ほどはなくて
 
それでもどこかで見てくれている、分かってくれている。そして気づかないうちにそっと手を差し伸べて助けてくれている。
 
そんな存在であってほしいなと
いつも思います。
 
この絵本にはそんな要素がいっぱい詰まっています。
 
男の子が大好きなヒーロー「ダディーマン」
その男の子がいろんな怪獣に襲われてしまう。
そして、その度にどこからともなくダディーマンが現れて助けてくれる!
でもそれがお父さんなんじゃないか?
と疑って、わからないままお話が終わる。
 
 
 
現実の僕らの世界は怪獣を倒すヒーローのお父さんはいないけどー
毎日満員電車に乗って
汗だくになりながら走って
怒られても「歯をぐっと食いしばって」頭を下げて
 
戦っているお父さんがたくさんいます。
 
家族という大切なものを守るために戦う
立派なヒーロです。
 
でも働いている姿や
どんなふうに頑張っているかは
家族には秘密のままで
笑って帰ってきてくれる。
 
そんなふうにも読みとれる
絵本なんじゃないかなーと思いました。
 
 
 

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