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バムとケロのにちようび

絵本の情報

タイトル
バムとケロのにちようび
作者
島田ゆか
出版社
株式会社 文渓堂
出版年月日
1994年09月
バムとケロ

あらすじ

あめのにちようび。
こんな日はサッカーもすなあそびもできない。
そこで犬のバムはおうちで本を読むことに。
だけどまずは部屋のおかたずけから! …とバムが掃除を始めると、
あめでよごれたカエルのケロが帰ってきて家の中はドロドロに…。
はたして、ゆっくり本を読むことができるのでしょうか?

感想

※ネタバレが嫌な方は先に作品を読むことをオススメします。
 
 
 

バムとケロのにちようび

 
 
島田ゆかさんの絵本を読むと、読者は知らぬ間に
心地よい遊び心にどっぷりと浸かり
 
気づいた時には
すーいすーいと気持ちよく泳いでいるのです。
それもきちんと水着に着替えて。
 
 
だから、島田ゆかさんの作品を
初めて読む方は水着を忘れないこと!
じゃないと、裸で泳ぐはめになりますよー。
 
じゃあ服のまま泳げばいいじゃないか、って?
そんな泳ぎにくい状態で誰が心の底の底の底から楽しめますかい!
 
 
構えず、身を委ねれば
島田ゆかワールドにゾッコン。
にやにやニヤニヤがとまらないのです。
 
 
そして、どの作品にも誰かに喋りたくなる、
様々なアナザーストーリーが散りばめられていて
 
それを見つけた時は「あっ!これ!」
と独り言がこぼれてしまったり。
何度も絵本をパラパラと巻き戻して、
「ふふふ」なんて、幸福感で満ち満ちになるんです。
 
 
そんな嬉しい幸福感は
作品をまたいでうまれたりと、島田ゆかさんの作品をいっぱい読めば色んな繋がりを発見できるはず。
 
 
 
島田ゆかさんの作品は、今回紹介させていただいた
『バムとケロのにちようび』をはじめとした
 
☆☆☆[バムとケロシリーズ] ☆☆☆
『バムとケロのにちようび』
『バムとケロのそらのたび』
『バムとケロのさむいあさ』
『バムとケロのおかいもの』
『バムとケロのもりのこや』
 
 
☆☆☆[ガラゴシリーズ]☆☆☆
『かばんうりのガラゴ』
『うちにかえったガラゴ』
 
 
☆『ぶーちゃんとおにいちゃん』
 
 
☆『数えておぼえる かずのえほん』
 
などがあります。
 
 
 
まだまだ初心者の僕も
何度も何度も読み直し、新たな出会いにニヤニヤするぞー!
 
 
 
(文:國)
 

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