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All songs were written by gomashiopunch.

  • 呪った

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    呪った

    あなた、時間、妥協合わせたら形になった
    愛という形になった
    でも幸せな私は私じゃない気がしてごめんなさいした ごめんなさいした ごめんね

    もっとちゃんとしろ電話に向かって怒鳴ってる人 私にも飛んできて刺さる
    駅前 ケーキ屋 店先に立った黒板 おめでとうの中に 同じ名前

    たまには会いに行くよ そんな顔するの やめてよ

    夕陽みたいな 日々を 嫌わないように
    私を呪って素敵な思い出に
    May you be happy May you be happy
    あなたを呪ったんだ
    ポケットの中で中指を立てた

    どれくらい私のこと好きか教えてなんて
    聞けるような女の子ならばよかった
    平穏の繰り返しを あなたは退屈といった
    側にいたい それだけが一番難しかった
    ありがとう まだ言えないや ごめんね

    夕日みたいな 日々を 嫌わないように
    私を呪って素敵な思い出に
    May you be happy May you be happy
    あなたを呪ったんだ

    今だけは誰も私に優しくしないで
    寂しくてもチョコはやっぱり美味しいや
    May you be happy May you be happy
    あなたを呪ったんだ
    ポケットの中で中指を立てた

    あなた 時間 妥協 合わせたら
    形になった 愛という形になった
    でも 幸せな私は私じゃない気がして
    ごめんなさいした ごめんなさいした

  • あざ

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    あざ

    知らない間にできていた青痣
    気づいて痛くなってきた昨日言われた言葉も

    「他人の物語の脇役みたいな顔して。」
    そんな恥ずかしいこと言わないでよ

    ずっと叶わない約束 あの日見た空 笑顔 母親の涙
    隠された上靴 希望 明日
    それでも朝を待っていた日々
    どれも私の一部だったんだ
    可哀想なんてあなたは言わなかった

    想ってしまうよ 探してしまうよ
    本当は 正解は 形ないもの
    哀れみと違った 優しさそこにあった
    全部貴方がくれたんだ
    忘れるまで忘れないよ

  • 幸せ

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    幸せ

    午後8時 保育園から家までの道
    スーツと自転車 眠る女の子
    午後8時 レンタルビデオ屋のガラス越しに
    見ていた僕とは違った生活

    あなたが望んだ生き方で安心させたいって思ったりもした
    分かっている でもそれもなんか違ってて 変わらなくちゃって思ってる思っているだけ

    手を伸ばせば届くところにあって それもきっと正しくって 譲れない何かで動いている
    不安や悩みと上手く付き合って 前進んで 立ち止まって
    残ったものを幸せと名付けた

    誰かのせいにしてしまえばうまく笑えたけど、息はできなかった
    思い出はいつも綺麗なんて嘘だ 目を閉じた


    言葉 鋭い刃物だ
    体温 優しさの温度
    お金 恋人 幸せの形まで誰かと同じじゃないと怖くなる

    感情 ずっと邪魔だった
    期待 もっと邪魔だった
    比べなくていいなんて偉そうなこと言っといて キャッチボールする親子をなんて目で見てんだよ

    セール品のスニーカー 握りしめた百円
    みんな自分より上手に生きていると思った
    同い年の芸能人が車を買ったって
    19インチのテレビが教えてくれた

    眠って全て夢にしようとした
    大切な人まで消えてしまいそうで目を開く。
    豆電球 オレンジの灯りがやけに眩しかった。


    手を伸ばせば届くところにあって
    それもきっと正しくって
    借りてきた映画の結末は意外だった
    2時間ちょっとに自分を重ねた

    幸せがどんな色どんな音かなんて
    知りなくないし 分かりたくないや
    答えなんてきっとない 続きは作ってくから
    そう思って 思っているんだ
    まだ見ぬ明日を信じる時間を幸せと名付けた

  • 痛いの痛いの飛んでいけ

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    痛いの痛いの飛んでいけ

    お気に入りを馬鹿にされて捨てた服と自分
    最近はずっと右手の親指の方がおしゃべりだ

    本当の気持ちをちゃんと話してよ 本当ってなんだ 僕のことなのに
    「私なんかより」なんて言葉じゃなくて きちんと嫌って欲しかった
    いまならわかるよ なんとなくだけど 最後まで君が守ってくれたこと
    自販機のライトに照らされた 迷子の髪型 表情 これからも 全部…

    痛いの痛いのとんでいけ


    さよならはどこかよそよそしくって
    いつも通りはもっと困らせてしまう
    どんな言葉を並べても 嘘になるような気がして
    黙ったままでいたんだ

    誰も傷つかないそんなのは無理だ
    でも今だけ少しでも強くなれるように
    おまじないをかけた 君と僕にかけた
    そして昨日をちゃんと 昨日にした

  • 5秒先

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    5秒先

    初めは一つだった 君との繋がり
    同じバンドのファンで僕が借りたCD
    おはようと君が言って 僕はぶっきらぼうで
    ほんとはにやけそうで 太ももをつねってた

    息の仕方忘れるようにリズムを崩して
    うまく歩けない 隣の君もそんな顔
    アイス買って座ったベンチ LとRで繋がって
    君の心もLの僕に聞こえたらいいなぁ

    会いたいと願ってしまう さよならしてすぐ
    5秒先が壊れないように臆病になる
    君から香るシャンプーのにおい ドキドキしてる
    心臓の音が聞こえないように そっと
    ボリュームを上げた

  • 時々、二人暮らし

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    時々、二人暮らし

    ワンルームのアパートには不釣り合いな 風鈴が窓を彩る
    あなたはぶっきらぼうに持っていけと
    恥ずかしそうで寂しそうな顔をしていた

    慣れてきた一人の生活 だんだんこの世界が全てに変わってきて
    わかってた でも、知らないふりしてた 他人のことのように

    「ありがとう」「ごめんね」とか大切なことじゃなくって
    明日には忘れちゃう そんな話がしたいな
    隣にいて見守っている なんて都合のいい解釈で
    おおきめのひとりごと

    あなたは言った 「元気なの?」って
    起き上がれない体で笑ってた
    久しぶりに握った手は強くて温かくて
    全部 ぜんぶ昨日のことのように 覚えている

    たまには遊びにおいでと 少しなら小遣いもやるって
    いつまでも子供みたいそれが心地よかった
    よく笑うあなたの声が確かに聞こえて
    振り返った窓に 優しい風とふうりん

    「ありがとう」「ごめんね」とか大切なことじゃなくって
    明日には忘れちゃう そんな話がしたいな
    隣にいて見守っている なんて都合のいい解釈で
    大きめの独り言
    優しい気持ちになった

  • あなたの側、僕は雨

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    あなたの側、僕は雨

    雨が降ったら仕事はお休み 大好きなお父さんとどこに行こうか
    雨が降ったら部活はお休み 気になるあのこは傘を忘れたみたいだ

    そんなキラキラ輝く 笑顔の横で
    また辛くなってる あなたがいる
    お疲れ様とかありがとうとか うまく言えなくなってしまったの

    雨は静かに傘を叩いて 1人じゃないって ここにいるよって
    僕はあなたにも降り注ぐよ

    何回も何回も傷ついても
    何回も何回も雨は降るから
    その度に休めばいい 少しだけ休めばいい

    雨がやんだら お話は終わり
    ビルの隙間から 虹が見えた

  • くるり

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    くるり

    おしゃれをして外へ出た
    流行りはどんなのかよく知らない
    時代のように廻るものみたいで
    僕に似た服の若者

    あの頃はどうだった 貴方に話しているようで
    これからはどうだろうな たぶん僕に話した

    いつかは
    恋も夢も明日も季節も
    旅も波も約束も
    きっときっと繰り返すように
    僕の春は始まるよ 言ってみた 笑えるな

  • あの歌は言った

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    あの歌は言った

    なりたいものはたくさんあった
    ほしいものもたくさんあった
    叶わないもの、諦めたものそれも同じだけあった

    あんなに大人になりたくて
    あっけなく大人になった
    急に早くなった日々 夢は荷物になってく

    奥歯を噛んで、笑って、過ごした思春期の頃
    答えがある気がして 必死に聞いたあの歌
    思い出のせいで おかげで 少しはわかっているんだ
    夢のこと

    見せるものって あの歌は言った
    憧れの先にある目的地
    弱くたって ダサくたっていい
    優しい人になりたいと本気で思っているんだ